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駐車場警備を依頼する会社はどこに注目するといい?
駐車場内での事故を未然に防ぐために、ぜひ駐車場警備をご依頼いただくことをおすすめします。誘導や巡回などを行い、駐車場利用者が安心安全に利用できるようにするのが駐車場警備の仕事です。特に駐車場は交通ルールがなく、車も歩行者も不規則な動きが多いため、事故が起きやすい条件が揃っているといえるでしょう。
こちらでは、駐車場警備の具体的な仕事内容と、安心して駐車場警備を依頼できる会社の選び方を解説します。
駐車場警備員の仕事内容
駐車場警備とは、大型商業施設や公共施設などの駐車場において、駐車場所への車両誘導や駐車場内の巡回を行い駐車場での安全を提供する仕事です。駐車場警備員がいることで、駐車場の出入り口付近での渋滞を防止し、交通事故を未然に防ぐことができます。
大型スーパーマーケットなどでは、駐車場内に放置されたショッピングカートを適宜回収して不慮の事故を防いだり、空いている駐車スペースにスムーズに誘導したりすることで、施設全体のイメージを上げ、売上をサポートする役割を担っているともいえるでしょう。
不審物や不審者の早期発見につながるだけでなく、警備員が定期的に巡回をすることで、不審者の侵入を抑制する効果もあります。夏場は、近年問題になっている子供やペットの車内熱中症防止にもつながるでしょう。
また、利用者に安心して快適に施設を利用してもらいたいので、あいさつや声がけといった接客も欠かせません。警備員は施設の会社職員ではないですが、利用者から見れば施設職員も駐車場警備員も同じ施設の運営に携わる会社の職員です。どうしたら気持ちよく施設を利用してもらえるかという顧客目線を持つことも、警備員として大切だといえるでしょう。
東京や神奈川などにも多い大規模商業施設の近隣では、利用者のマナーや交通渋滞に関してのトラブルが起こることもあります。駐車場警備員はそういったトラブルに関して、近隣住民からの苦情窓口になる場合もあるのです。
できることは話を整理して施設側に伝えることのみですが、苦情を伝える相手の立場を理解した対応も求められます。自分には分からない、自分の仕事ではないといった投げやりな対応だと、相手の気持ちを受け止められず二次クレームになるかもしれません。
結果的に施設の評価を損なうことにつながりかねないため、駐車場警備員とはいえ、その施設を運営する職員の一員だという自覚を持って仕事にあたる必要があります。
駐車場警備を安心して任せられる会社の選び方
東京、神奈川、千葉などの首都圏はもちろん、全国には多くの警備会社があります。警察庁が公開している2020年の認定警備業者は10,113業者で、2015年と比較すると約700業者増加しました。コロナの影響も相まって屋外でのイベントが年々増えているため、今後も駐車場警備の需要は増えていくといえるでしょう。
では、これだけ多くの警備業者の中から駐車場警備を安心して任せられる会社を選ぶにはどうしたらよいのでしょうか。重視したいポイントは以下のとおりです。
スタッフの質
駐車場警備は、とっさの事故やトラブルに冷静に対処できる対応力と判断力が求められます。経験で身につけられることもありますが、様々な状況を想定してしっかりとした事前研修を行っている会社を選ぶのが賢明です。
また、複数名のスタッフと連携しながら警備にあたるため、“ほうれんそう“(報告・連絡・相談)をしっかりとったチームワークができているかも大切です。利用者と話をする機会も多いため、TPOに合わせた接客対応ができるコミュニケーション能力も重視するとよいでしょう。
対象施設と営業所が近い
見積もりなどの費用面に関しては現地を確認せず出せますが、営業所に近い場所なら日頃の交通量、時間帯による混雑の把握等もしやすく、より依頼者が満足できる費用対効果が期待できるのでおすすめです。緊急なトラブル対応も営業所が近いと対応しやすく、費用面に関しても移動距離が短い分抑えられ、安心して依頼することができるでしょう。
過去の実績
駐車場警備員の需要は高く、東京や神奈川などの首都圏に限らず人手不足に陥っています。急な依頼をすると断られたり、経験の浅いスタッフが派遣されたりすることもあります。
どの程度の規模の施設やイベントで駐車場警備を行ったのか、過去の実績を確認することで警備員の層の厚さや費用感がわかります。多くの警備員が所属している会社であれば、駐車場警備に関する費用やアドバイスなども含め、安心して相談できるのでおすすめです。
駐車場警備を専門会社へ依頼する前に確認しよう!
初めて駐車場警備を依頼する場合には、全て専門会社にお任せしたいところですが、事前に要件を整理しておきたい点がいくつかあります。依頼する駐車場警備会社に聞いてもよいですが、ある程度要点を押さえておくと、スムーズに希望が伝えられるでしょう。特に、初めて依頼する場合は施設概要を正確に伝える必要があるため、駐車場の見取り図や駐車可能な台数などはデータとして渡せるようにしておくことをおすすめします。
こちらでは、駐車場警備を依頼する前に確認しておく事項や、警備区分を踏まえた業者の探し方などについて解説します。
【駐車場警備会社】依頼の前に確認したいこと
駐車場警備を依頼する会社が決まったら、まずは依頼内容をまとめましょう。日時、住所はもちろん業務内容についても詳細に伝えなければなりません。例えば、東京都内の同じ商業施設でもセール期間中の駐車場警備を依頼するのか、通常営業時間帯の警備かでは人手や交通量が異なります。また、駐車場入口の外側に立って交通誘導からして欲しいのか、駐車スペースへの案内のみかでも異なってくるのです。
道路によっては必ず1人以上の1級または2級の交通誘導検定合格警備員を配置しなければ法律違反となることがあります。
これは、日本の警備員の国家資格で、この資格を持っていないとできない業務のうちの一つが特定道路における交通誘導警備です。神奈川県警察のHPでは現在32本の道路(高速自動車国道及び自動車専用道路を除く)に検定合格警備員の配置を義務付けています。
駐車場警備会社が確認しますが、他の県でも神奈川県同様、簡単に調べることができるので依頼主としてもチェックしておきたい部分です。また、交通誘導警備では「道路使用許可」を取得しておかないと、車を一時停止させて交通整理をすることはできません。こちらも事前に取得する必要があるので気をつけましょう。
また、実際に駐車場警備に必要な人数が何人なのかはっきり分からないときは、駐車場警備会社に相談するのがおすすめです。費用がかかるからと、思い込みで少ない人数を伝えられては、どれだけよい駐車場警備サービスを提供する会社でも力を発揮できません。
駐車場自体の駐車可能台数、1日の来場者数、混雑時間帯、子連れ来場者の有無などできる限りの情報を丁寧に伝えましょう。女性の警備員を希望したい場合や、コミュニケーションスキルの高い警備員を希望したいなど、具体的な希望があればあわせて伝えます。情報の共有は丁寧に行い、不明点があれば遠慮なく聞いておきましょう。
【駐車場警備会社】警備区分と業者の探し方
そもそも警備員の業務は、4つの区分分けがされていることをご存じでしょうか。どういう業務内容を依頼したいかによって、1号~4号業務と警備区分が分かれます。
1号警備:施設警備業務・巡回施設業務・保安警備業務・機械警備業務
2号警備:交通誘導・雑踏警備業務
3号警備:運搬警備業務
4号警備:身辺警備業務
日本においては1号業務と2号業務が全体の警備業務の7割を占め、駐車場警備は2号業務に該当します。その中でも道路における交通誘導警備とイベントやお祭りなどで通行人を誘導する雑踏警備に大まかに分かれています。いずれも歩行者と車両の安全を確保するために、通行中の車を一時停止させて通行人の誘導をしたり、車両案内をしたりします。
区分から業者を選ぶ際は、都道府県ごとの警備業協会の加盟名簿から確認もできます。神奈川県警備業協会では356の業者が一覧で確認できるようになっており、対応できる区分番号も振ってあります。東京都警備業協会では、依頼したい業務内容で検索が可能です。自分たちが依頼したい業務内容に合わせて警備会社が探せるので、活用するとよいでしょう。
1号~4号業務まで幅広く対応できる警備会社があれば頼もしいですが、各区分において求められるスキルや経験値は異なります。一つの区分に特化して専門的に実績を積んでいる会社が多いため、その点も見極めることが大切です。
駐車場警備会社に依頼するなら神奈川中央警備保障株式会社へ
こちらでは、駐車場警備会社の仕事内容から選び方、依頼時確認しておきたいことなどについて解説してきました。特に初めて警備を依頼する担当者の方は、自社の依頼内容を整理するところから始めることをおすすめします。
神奈川中央警備保障株式会社では、東京や神奈川などの駐車場警備のご依頼を承っております。施設を利用する方に安心して駐車場を使っていただくために、全力で取り組む所存です。ぜひご依頼ください。